2006年5月19日 (金)

トイレで万有引力

またまた梅雨のような天気になってしまいましたね。風薫る5月はいったいどこへ行ってしまったのでしょうか。五月晴れもちょっとご無沙汰ですね。それにしても最近(最近でもないですね)嫌な事件が多くなりましたね。連日の子供が巻き込まれる事件には日本の安全神話は完全に過去の話しになってしまったように思います。

さて、今日は人間と重力の関係についてのお話しの続きをしたいと思います。重力は私たちが暮らしている地球上で地球の中心方向に働いている力です。正確に言うと重力とは天体の表面上にある物体が天体自体から受ける力で、特に断りの無い場合はこの天体は地球を指します。A.ニュートンがりんごが木から落ちるのを見て発見した万有引力は厳密に言うと重力とは異なりますが、万有引力=重力として一般的には扱う場合が多いようです。ちなみにニュートンはトイレで気付いたという説もあるようですが、真偽の程は分からないようです。地球上における重力は万有引力と地球の自転による遠心力が合わさった力(合力)ですので、赤道上と北極や南極では微妙に異なります。国際度量衡会議では標準重力加速度の値(g)をg=9.80665m/s2と定義していますが、赤道上ではg=9.7799m/s2と最も小さくなり、北極、南極ではg=9.83m/s2と最も大きくなります。最近の体重計は初めの設定でこの緯度を考慮したものがありますが、赤道上よりも極地の方が体重が重く表示されるのを修正しているのでしょうかね。

この重力が太古の昔から地球上の生物に大きな影響を与えて、その進化の過程に大きくかかわってきたことは言うまでもありません。今日は重力のお話しで終わりますが、人間と重力の関係について追い追いお話しして行きたいと思います。

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2006年3月28日 (火)

桜舞い散る・・・重力その1

つくば周辺ではまだちょっと早いですが、桜の花見の醍醐味は何といっても夜桜とハラハラ落ちるピンクの花びらですね。「いや違う」とおっしゃる方もいると思いますが、私が勝手に決め付けてしまいました。春風に舞う花びらを見ていると日本に生まれて良かったと実感するのは私だけではないはずです。この花びらですが、重力によって桜の木から地面へと落ちてくるわけです。地球上には重力という特別な環境が用意されていて、地球上のすべての物体、生物、建物、乗り物などなどありとあらゆる全ての物が関わっています。

動物、特にヒトの進化はこの重力と深い関わりがあるのですが、「重力というハンデを背負う人間」とか、「腰が痛くなるのは二足直立したヒトの宿命だ」とか書いてある本などを見かけます。地球上の環境に適応して、ヒトの骨格が重力に適応したと考える方が普通だと私なら(普通に考えれば私でなくても)考えます。ヒトが二足直立で歩くことができるのは、ヒトの骨格、特に骨盤の部分が上体を起こして支える機能を備えた形に進化した結果だといわれています。生活習慣やクセなどによってこの重力からのバランスの崩れが骨格のバランスを崩しているといっても過言ではありません。

重力とヒトの関係についての細かいことは追ってお話しするとして、桜の花びらが舞い散る風景を目で楽しみながら、地球の重力を感じてみませんか。(ちょっと無理がありますかね・・・春ですし素直に桜を楽しみましょう。)

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