2006年4月18日 (火)

腸の中に二人分

今日も暖かな春らしい一日でしたね。全国的に黄砂が観測されたとのことですが、あまり気が付きませんでしたね。昼間の暖かさは気持ちが良いのですが、朝晩はまだまだ肌寒いですね。風邪をひきやすいので注意してください。私も注意しないと・・・

さて、今日は「プロバイオテクス」のお話しです。最近の乳酸菌飲料メーカーがテレビCMなどで盛んに「プロバイオテクスの考え方!!」などと言っているので目にされたり、耳にされたりした方もいるかと思われます。だけどこの言葉ですが、何だか漠然としていて言葉が独り歩きしているようにも思われます。言葉の定義ですが、プロバイオテクスとは「口から摂取され、人間の腸内微生物バランスを改善する働きをもち、人体によい影響を与える生きた微生物」ということだそうです。

人間の体細胞の数は60兆個あると言われていますが、人間の腸の中には100兆~120兆個の細菌や微生物が存在しています。つまり、細胞の数としては人間そのものよりもおよそ2倍もの数の腸内細菌を私たちは抱えていると言うことになります。一般的には体に有用な発酵型の細菌を善玉菌、体に有害な腐敗型の細菌を悪玉菌、善玉と悪玉の優勢側につく主従菌種が腸内でそれぞれが集団を形成して腸壁にへばり付いています。この集団を「腸内細菌叢(そう)」と呼んでいます。実際にこの腸内細菌叢の状態がよいと、体の抵抗力は高まり病気やけがの治りも早くなると言われています。また、腸内細菌叢の働きが生体反応や生体防御を左右すると言われています。腸内というと何だか汚いイメージがありますがとても大切な働きをしているのです。この続きはまた今度・・・

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